今後の演技の参考になさってみて下さい。
【投稿順で評価コメントを掲載しています。】
●死の腹話術師 さん
勢いに乗って興奮状態になってる感じをイメージしました アドバイスお願いします!
【評価担当:北岸良子】
いつも投稿ありがとうございます!
聞き取りやすく、柔らかい声が魅力的ですね(*^_^*)
最初の2行などは、いつもの落ち着きと余裕のある感じで中々素敵な仕上がりだと思いました。
全体的な事としては、まだテンションの抑揚が弱いかなぁと思います。もう少し緊張感や切迫感、勢いなどが欲しい!
場面の切り替え的な台詞の変化ですね。
私も音の高低で変化を出そうとしてしまうクセがあるのですが、間の使い方がミソなのです。お互いに研究していきましょう♪
あと、最後の音が美しくないっす!(笑)
確かに敢えて喉を閉めたり汚い音を出す場合もありますが、今のだと『俺に続け』だけが別人のようになっています。全体的な統一感を出すのも大事です(*^_^*)
使える武器があるのは素敵な事なので、落ち着きのある演技を軸に、魅力的な声と使いかたを研究してみてください。
また声が聞けるのを楽しみにしていますo(^▽^)o
●隣火 さん
姉御肌の船長が他船に切り込むシチュエーションです。辛口でお願いします!
【評価担当:ビロー】
息遣いなどを利用して動きのあるセリフを作ろうと研究されていると感じました。
その分、最初のセリフ直前でマイクを吹いてしまったのはもったいないと思いました。
動きを出すためには仕方がないのかもしれませんが、わざと入れたおとではなく、入ってしまった吹く音はノイズになってしまうので、せっかくの燐火さんのカッコいいセリフを邪魔してしまうものになってしまいます。
イントネーションについてですが、「切り込むよ」というセリフが訛っていたところが気になりました。また、「野郎ども!」のセリフをもっと周りの人に呼びかけている印象が出ると、さらに素敵なセリフになると思います。最後の声を張って引き連れるところは船長感が出ていて素敵でした。
●一色 ーイトシキー さん
プロ志望なので辛口気味でお願いします。 シチュエーションはシリアスというよりは日常茶飯事という感じで少し楽しんで敵船に乗り込んでるようにやりました。
【評価担当:ぶたくん】
敵船に襲いかかることが日常的になって、意気込むというよりは警戒しつつも楽しんでいるという感じがよく出ていました。姉御肌の歴戦の海賊といった感じですね。
さて、更に上の段階の演技を目指すために次の課題として、キャラ作りだけでなく、そのキャラの置かれているシチュエーションも加味して演技プランを作ってみましょう。
たとえば今回のこのシチュエーションだと、場所は「海」、しかも大海原のど真ん中で、四方八方見渡す限り海でしょう。もしかしたら波も結構荒いかもしれません。
船の大きさも、おそらく敵船に体当たりをかませるくらいなので、そこそこの大きさでしょう。小さくはないはずです。
そういうシチュエーションを想定した場合、今回のこの演技ではおそらく船員たちに指示が伝わらないかと思われます。まだ声の方向性や規模が小さいです。
海というのは私達が普段過ごしている環境と違って反響するものが何もないので、普段以上に声が響かないのです。(もし機会があれば海に向かって叫んでみるといいかもしれません。)
そして、風もあり、波の音もあれば、自然と声は「もっと大きく」なり、「言葉もいつもより間が開いてくる」はずです。
(大袈裟に書くと「おーもーかーじーいっぱーーいーー!」といった感じに)
それが出来るようになったら、更に「相手の反応」も想定したものを加味できるようにしてみましょう。
あなたの指示にきっと仲間の船員たちもその言葉に呼応した反応や言葉を返すはずです。その反応を待つ間、そして、その反応に対して更なる反応として次の演技を作って行く…そうすると、この短い台詞でもかなり盛り上がったものになると思います。
いきなり全部をやるのは難しいとは思いますので、少しずつ課題をクリアしていって演技力を向上してみてくださいね。
(あと、こういう系統の台詞は、のどを痛めやすいので、あまりやり過ぎないように気をつけて練習して下さいね…(; ・`ω・´))
頑張ってみて下さい。