今後の演技の参考になさってみて下さい。
●おおいぬ座さん【批評:ぶたくん(CV:淺川正寛)】
アニメタイプの可愛いタイプの声質ですが、作っているようなわざとらしい感じも無く、とても聞きやすかったです。
ただ、この声質に若干甘えている部分も見受けられ、もっと感情を乗せて表現して欲しい所がまだ足りないなと思うところもありました。
今回のこの作品に関して言えば、「おめでとう」という対象が「チャンピオンになった人」ということですが、それにしては「おめでとう」を言う感情の振り幅が少なすぎるというか、淡々としすぎていて、作品の後半部分になって「チャンピオンに対して言っていたの!?」とこっちがびっくりしてしまうくらいでした。
どんな小さな大会?でも、チャンピオンになるには並大抵の努力では成し遂げられないはず…それを知っているがゆえ、相手に対して「苦労が報われたね…」と喜びと感動が溢れてくるような「おめでとう」にした方が、チャンピオンに対して言っているというのがもっと伝わるようになると思います。(何だったら、感極まって泣いてもいいくらい。)
シーン的にも、TV番組だったら締めに当たる部分になると思うので、おおいぬ座さんが演じた役が「チャンピオンをずっと支えて応援していたヒロイン」としてみんなの心象に残るかどうかの大切なシーンだと思います。
おおいぬ座さんから見て「こんなヒロインだったら好きになってしまうわー!」というアプローチの仕方でコンセプトを作り上げていくと、そこら辺の正解が見えてくると思います。
頑張ってください。